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【アニメ】銀河英雄伝説 不敗の魔術を支えるヤン艦隊の幕僚たち 前編

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みなさん、こんにちは。

架空の銀河の動乱史を描いた、原作、田中芳樹が送る名作『銀河英雄伝説』の魅力をお伝えするコーナーです。

 

前回は、帝国軍で綺羅星の如く輝く提督たちを紹介しましたが、今回は滅亡寸前の同盟内で孤軍奮闘する『ヤン艦隊』のメンバーをご紹介いたします。

 

 

フレデリカ・グリーンヒル

 魔術師ヤンを補佐する副官で、後にヤンとは結婚し、フレデリカ・グリーンヒル・ヤンを名乗ります。

 

元々、ヤンが歴史の表舞台に立つ事となった『エルファシル脱出行』において、ヤンの脱出計画によって脱出した民間人の一人です。

 

多くの人々が脱出計画を指揮するヤンの能力を疑問視する中で、ヤンを信じて擁護した数少ない一人です。

その際には、後の同盟軍最年少の元帥を、食事中にサンドイッチで窒息死する所から救うという、歴史を変える壮挙を行っています。

 

また、第二巻『策謀篇』にて、同盟内で反乱を起こすドワイト・グリーンヒル大将の娘でした。父の起こした反乱に、鎮圧軍司令官の副官として臨みました。

 

作中も強い意志を持った女性として描かれていますが、彼女の生涯そのものは、父ドワイトと夫ヤンによって変転を余儀なくされています。

抜群の記憶力と強い意志

元々、士官学校を優秀な成績で卒業し、出自としても軍の上層部の息女である、人事に恵まれやすい環境でしたが、キャゼルヌの差し金と、本人の口には出さない強い願望が実を結び、新造艦隊である第13艦隊へと配属になりました。

 

作中でも、ヤンとの出会いを克明に覚えている、同盟憲章を諳んじる事が出来る、など抜群の記憶力を持ち事務処理能力も高い、という才媛として描かれています。

 

ヤン艦隊の面子は優秀ながら癖が強く、一芸に秀でた曲者、ついでに陽気で口が悪い人々が揃っていますが、その中では見識のある大人、という立ち位置です。

優秀だがヤンにべた惚れ

しかし、ヤン艦隊の面々は美徳と欠点を両方持っており、彼女も例に漏れず『ヤンが大好き』と言う面が、美点としても欠点としても語られています。

 

普段はヤンを信頼して十全に補佐する副官としての立場を維持していますが、査問会でのヤンの軟禁やバートラの和約後の不当な拘束などに対しては、断固たる強い意志を持って行動を起こしヤンを救出するなど、強い女性としても描かれています。

 

キャゼルヌには『物好き』とからかわれたりしていますが、同盟政府による謀殺直前であったヤンを救った時の嬉し泣きのシーンはとても可愛らしく描かれていま

す。

時々、ヤンの事でのろける台詞などもあり、圧倒的に男性が活躍するシーンが多い本作品で、可憐さと内面の強さを見事に体現した、同盟内のヒロインです。

 

ユリアン・ミンツ

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銀河英雄伝説本伝 第二期 『ひとつの旅立ち』より

©田中芳樹・徳間書店・徳間ジャパンコミュニケーションズ・らいとすたっふ・サントリー

©加藤直之

 


本作の同盟側における語り部であり、ヤン亡き後のヤン一党の軍事面での指導者です。

 

ヤン・ウェンリーの事跡や思考が後世に詳細に残されているのは、歴史家を志望しながら果たせなかったヤンの意思を継ぎ、彼が多くの資料を残したためです。

 

元々は、両親を早くに亡くし、キャゼルヌの差し金によって、ヤンの被養育者兼保護者(??)として生活を共にする事になりました。

 

キャゼルヌに対して毒舌を放つ事が多いヤンも『(キャゼルヌ)先輩は1つだけいい事をした』と、ユリアンとの出会いに感謝しています。

家事から戦闘まで華麗にこなす万能選手

家事全般を得意としており、とりわけ祖母に仕込まれた紅茶を淹れる腕は一級品で、紅茶等のヤンを唸らせました。

まことに残念ながら、物語の後半になるにつれヤンが紅茶にアルコールを混ぜる量が増えていき、またヤン以外で紅茶を振舞う相手も登場する事はありませんでしたが。

 

ヤンに養育されて学校に行っている時は、スポーツ万能で学芸も秀でており、帝国におけるキルヒアイスのように完全無欠な少年として描かれています。

 

しかし、色々な意味で成熟した大人が揃ったヤン艦隊では、未熟な最年少の位置であり、ヤンを始めとする大人たちに見守られながら、苦悩しつつも成長していく姿が描かれています。

 

ヤンほど用兵の天才としての才能は発揮しませんでしたが、用兵はヤン、白兵戦技術はシェーンコップ、空戦はポプランに学び、先人の教えをしっかりと吸収して、この動乱の時代を生き延びました。

 

スパルタニアンで格上の巡洋艦を撃破する、ヤン不在時には師匠譲りの戦略眼を発揮するなど、各方面才能の片鱗は見せました。

しかし、最後はヤンが作った民主主義の苗床を次世代へ残していく、という大事業を無事に成し遂げ、自身はヤンの影響を受けて、歴史家としての回顧録を作る道を選びました。

動乱の時代を生き抜いた『歴史の生き証人』

同盟側の主人公格ともいえる存在で、ヤンが暗殺された後は、ヤンの意志をフレデリカと共に継ぎ、ハイネセンを含むバートラ星系に民主主義による自治政府を作る事を、ラインハルトに約束させました。

 

また、駐在武官として惑星フェザーンに、そして身分を隠して地球教に潜入した後は、攻撃した帝国軍とともに帝国側の首都、オーディンに向かうなどしています。

 

用兵家ヤンの薫陶を受けて育ち、同世代最大の英雄ラインハルトとも交渉を行いいながらその死を看取るなど、英雄二人の人生を見つめる人生を送りました。また地球教へも潜入を果たし、帝国軍によるフェザーン侵攻の際には現地にいるなど、時代の語り部に相応しい活動をしています。

 

最後、恋人未満のカリンとどうなったかは分かりませんが、激動の銀河の奔流に流されながら、最後の大円団を迎えた、本作になくてはならない人物です。

 

最後に

個性豊かなヤン艦隊の面々を、半分くらいは紹介出来るかなー、と思っていたら、あっという間に予定の文字数を超えてしまいました。

 

帝国軍と同様、引き続き紹介していきますので、是非ご覧ください。

 

それでは最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。