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【アニメ】あの名作がVR空間に甦る 『狼と香辛料』VR化プロジェクト

http://spicy-tails.net/saw-vr/staff-cast.htmlyより

 

皆さんは、『狼と香辛料』をご存知ですか?

 

中世ヨーロッパ風の架空世界を舞台に、未来を夢見る行商人と、ひょんな事から知り合った謎の美少女が織り成す珠玉のライトノベルです。

 

この架空の物語を、VR技術を利用して、架空世界を作ってしまおう、というプロジェクトが、原作者とアニメスタッフが中心となって現在進行中です。

 

camp-fire.jp

 

企画と製作を原作者が担い、アニメ版のキャラクター音声を担当した声優たちが、このVR世界でも再び演じています。

 

 

狼と香辛料とは

狼と香辛料 (電撃文庫)

狼と香辛料 (電撃文庫)

 

 

原作をご存知ない方向けに改めてご紹介させていただきます。

『狼と香辛料』は電撃文庫から発刊されているライトノベルで、2005年に電撃小説大賞にて銀賞を受賞後、翌年に同タイトルにて発行されました。

アニメは2シリーズ、マンガも全16巻で刊行されており、その他にもゲーム、インターネットラジオなど、メディアミックスで大成功を収めました。

 

 

ちなみに、2019年現在、アニメはNTTドコモが提供する『dアニメ』でも、好評配信中です、

 

 

ライトノベル異色の経済小説

この小説を一躍有名たらしめたのは、なんといっても『架空世界における経済活動』が物語の主軸に置かれていることです。

 

従来の架空戦記ものなどでは、国同士の争いや、剣と魔法が織り成すファンタジックな主人公の活躍などに比重が置かれ、補足的な意味で舞台となる国の経済などが語られていました。

 

しかし、本作の主人公クラフト・ロレンスは、流浪の王子でもなければ異世界転生を果たした高校生でもなく、なんと世界を股にかける行商人。

 

自身の知恵と行動力を武器に、いずれは商会を持つ大商人を目指して、行商を続けます。

 

ですので、舞台となる国々も主要通貨から特産物、国々の情勢まで事細かに描かれています。

 

そして自らの得た情報を元に、自らの知見に基づき利益獲得にまい進する訳ですが、そこには登場人物たちの様々な思惑が交差し、事態は思わぬ方向へ・・・、というハラハラドキドキの展開が本作には待っています。

 

ちなみに1巻のラストに描かれていますが、タイトルの『狼と香辛料』の意味は、現実の中世でも世界中で高値で取引されていた『香辛料』を、それを運ぶ商人たちになぞらえているためです。

 

中世風の世界観のため、中世世界の経済を学ぶには最適な本、と呼ばれる所以でもあります。

 

物語を彩る個性的で優しいキャラクター達

経済小説、と書いてしまうと、なんだか堅苦しいイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。

 

が本作の魅力は、主人公達が紡ぎ出す、洒脱で人間味溢れる掛け合いも、実は魅力の一つです。

 

まずは、主人公のクラフト・ロレンス。

 

第三幕 「狼と埋まらない溝」

いずれは大商人に、と夢と野望を持ちながら、この舞台を駆け巡る青年行商人です。

 

この世界の経済情勢に明るく、本作の語り部ともいえる存在です。

 

が、若さゆえか冷静さを欠き、情義に流されて他の商人に出し抜かれる事もあります。しかし、商売の基本に信義を重んじるため、最後は多くの人々の助けを受け、成功を収めます。

 

そしてもう一人の主人公、狼の耳と尻尾を持つ謎の美少女、ホロ。

 

『ヨイツの賢狼』を名乗り、実は齢数百年に及ぶ巨大な狼なのですが、とある理由から生まれ故郷を目指して、ロレンスと旅を続けます。

 

『わっち』『~でありんす』と花魁言葉!?を話す外見は少女ですが、ロレンスと違い経験値が高く駆け引きの妙に通じています。また狼の耳と鼻も持つので、相手の仕掛ける罠や人々の嘘をかぎ分けるのも得意、という設定です。

 

自身は少し高みから、ロレンスをからかったり、時には助けたりしているのですが、実は凄く寂しがりやで弱い部分も持つ可憐な少女です。

 

この二人を中心に、多士済々な人物たちが、この物語の彩を豊かにしています。

 

プロジェクトは成功し鋭意製作中

クラウドファンディングで資金集めを実行した所、目標800万円に対して、なんと4000万円もの大幅な支援金額が集まりました。

 

支援者に進捗報告を行っており、一般公開はされておりませんが、VR技術を利用して架空の物語の中に入りこめるなんて、素敵なプロジェクトですね。

 

2019年に公開予定となっておりますので、完成の日が待ち遠しいです。

 

それでは、今回はこの辺で。

 

最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。